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久保田 益充; 岡田 賢造*; 山口 五十夫; 森田 泰治
Radioact.Waste Manage.Nucl.Fuel Cycle, 7(3), p.303 - 316, 1986/00
使用済核燃料の再処理に伴って発生する高レベル廃液中には発熱の大きいSr及びCsが含まれている。これまでに開発してきた群分離法では、これの核種の分離に含水酸化チタン及びゼオライトを使用してきたが、本論文ではこれらの無機イオン交換体に吸着したストロンチウム及びセシウムの仮焼による安定化固化について述べる。ストロンチウムを吸着させたオルトチタン酸を1000C以上で仮焼すれば、安定化に適したチタン酸ストロンチウムの生成が促進されること、またセシウムを吸着させた天然モルデナイトの場合にはガラス化が進行することを明らかにした。1000Cで仮焼した試料からのストロンチウム及びセシウムの浸出率は高レベル廃液の全量をホウケイ酸ガラス固化体とした場合の約2オーダー低い値となった。